2019年4月29日~5月2日まで台湾へ行ってきました。
滞在中いろんな所を観光したのですが、「陰陽海」「黄金瀑布」「千と千尋の神隠しのトンネルのモデル」のは良いところでした。どこも派手さはありませんが観光客が比較的少ない台湾の裏観光名所としてオススメです。それぞれ九份の浪漫公路(ロマンチックロード)という所を目指していくと辿り着けます。備忘録もかねて早速ご紹介します。ではどうぞ~。
おすすめ関連記事
【陰陽海】青色と黄色の二色の海
陰陽海景観台の場所
【黄金瀑布】黄金の大地に流れる滝
黄金の大地に滝が流れる景色(次の写真は黄金の色が分かりやすいです)。
裏名所として紹介しているものの、ここは割と観光客が多かったです。
また車でしか行けない場所なので、行った際は交通事故に注意してください。
「陰陽海景観台」から「黄金瀑布」へ向かう道中で見た川の景色。金瓜石鉱山の3価鉄の影響で岩が黄金に染まっているのがよく分かります。
黄金瀑布の場所
【千と千尋の神隠し】のトンネル
スタジオジブリの人気作「千と千尋の神隠し」。主人公「千尋」の家族が神様の住む世界に迷い込んでしまい・・・という有名な作品。物語冒頭、千尋と両親が山道で神様の世界に通じるトンネルに入り込みますが、そのトンネルのモデルとなったと言われているトンネルへ行きました。
【千と千尋の神隠しのトンネル】のモデル
いかがでしょうか。コレがモデルと言われているトンネルです。映画同様に年季の入った古いトンネル。ただ、映画と違ってトンネルの向こう側が見えてるので安心です。このトンネルは日本統治時代に金鉱の荷物運搬トロッコ用に使われていたそうです。山の中腹という事と石造りのトンネルという事もあり、中はヒンヤリしていました。
トンネルの向こう側には…
トンネルを抜けると、浪漫公路(ロマンチックロード)展望台が広がっています。とても開放的な空間で気持ちよかったです。
※素人が画像を修正したため中央部がウネウネしてます。
展望台からは山の斜面と海を見渡せます。遠くには二色の海「陰陽海」が見えます。
空と海がつながっているかのような景色。
浪漫公路(ロマンチックロード)展望台を少し歩くと、鉱山で採掘と製錬が行われていた当時に山を上り下りしていた列車の駅跡が現れます。レンガの色と質感が相まって絶妙な廃墟感。こちらも天空の城ラピュタのようなジブリ的雰囲気をかもし出しています。
駅跡を別の角度から撮影。その1。
草の色とレンガの色のコントラストが絶妙。
駅跡を別の角度から撮影。その2。
ちなみにこの駅跡は台湾ではウェディングフォトスポットとしても有名なようで、僕が訪れた時もドレスを着た女性の撮影が行われていました。確かに、海と空の青色・レンガの赤茶色・足元の緑色とドレスの白色がマッチするとキレイな写真になりそうです。
当時の線路。写真手前に駅跡があります。
線路が使われていた時代の写真。むき出しで人が乗っていたとは衝撃です。
他の観光客に説明している方の腕が映りこんでしまいました・・・
レンガのアップ写真その1。
レンガのアップ写真その2。
当時の日本人がつくったレンガだそうです。
触ってみると表面はツルツルした手触りでした。
浪漫公路(ロマンチックロード)の場所
どうやって台北市内から裏名所へ行ったか
僕は知人に紹介してもらったタクシー運転手(ツアーガイド)と1日契約し、車で裏名所を案内してもらいました。詳細は以下の通り。
ツアーガイドとの契約内容
【価 格】
二人分でNT$5500(≒20,900~21,450円)
当初、二人でNTD6000でしたが値引きしてくれました。
※旅行時のレートはNT$1=3.8~3.9円
【送 迎】
宿泊しているホテル⇔観光地
【内 容】
九份、十分までの送迎及び観光案内(8時間以内)。
事前に希望の観光地を伝えておいて、時間割やコースを考えてもらいました。
【利用した感想】
とにかく移動がラクでした。電車やバスのように路線や道順を気にする必要がありません。道を知り尽くしているドライバーが案内してくれるので、抜け道や裏道も熟知しています。乗った車はトヨタのウィッシュで、座席と荷物スペースは十分な広さで非常に快適。
観光案内もしてくれるので、売店で交渉してくれたり、美味しいお店や注意しないといけないお店も教えてくれて非常に助かりました。担当してくれた方は、台湾人女性でしたが日本語を話せました。観光案内の途中で差し入れのお菓子を買ってくれたり、観光とは全く関係ないのですが晩御飯にオススメの鍋屋さんを教えてくれてホテルから一番近い店舗の予約までしてくれたり、とにかく優しい方でした。また利用したいです。
まとめ
以上、僕のオススメする台湾の裏観光名所3つでした。
冒頭にお伝えした通り派手さはありませんが、自然や歴史を感じることのできる名所だと思います。台湾へ行く際は訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では良い旅を~。